転職時に必要な手続
■転職では退職関係の手続きをぬかりなく
転職をする際には、当たり前のことを言うようですが、必ず現在の会社の退職関係の様々な手続きが出てきます。
転職の場合は、いきおい新会社のほうに目が向きがちになると思いますが、退職関係の手続きの中には、期限が過ぎると失効してしまうよう重要なものもあり、見落としなどによく注意を払うべきだと思います。
例えば、健康保険の「任意継続」といって、退職後、健康保険の被保険者資格を失ってからも、原則2年間は引き続いて個人で加入できるという制度がありますが、このような制度を不注意で使えなくしてしまうのはもったいないことです。
このようなミスを防ぐため、転職が決まったら退職してからではなく、退職の前から、必要な手続きと書類を合わせて解りやすくチェック表などに書き出しておき、不安な点などは人事所管課など担当セクションに確認をしておく必要があると思います。
■退職の手続きの具体例
健康保険の例を挙げましたが、日本は国民皆保険の制度が定着して基本になっていますので、所属がどこになろうが、必ず何らかの健康保険に加入することになっています。
いつ起こるか分からないケガや病気は、無保険の場合の負担が大変ですので、会社を辞めたら、まず最初にこの健康保険の手続きを行ったほうがいいでしょう。
具体的には、いままで在籍した会社で離職票-1と離職票-2と雇用保険被保険者証をもらいます。
また、転職の手続きで、例えばハローワークで手続きが終わった場合には、失業認定を受けなければなりません。
4週に1度、ハローワークの指定する認定日に失業の認定を受けるようになります。
転職の手続には、このほかにも、20歳以上65歳未満の人に加入義務が課されていることから、年金関係の手続きも必要になってきます。
年金には、
(1)自営の方や学生等、国民年金だけに加入する第1号被保険者
(2)国民年金と会社員対象の「厚生年金」、公務員等対象の「共済年金」に加入する第2号被保険者
(3)第2号被保険者の配偶者である第3号被保険者
の種類があります。
転職に伴って、(1)~(3)の所属区分が変更になる場合は、手続きが必要になります。
このように転職に伴う手続は、保険を中心にいろいろありますので、落ち度の無いように進めるようにして下さい。
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